しんねん

うっすらと目をあけると、こたつの同じ面に無理やり足を突っ込んだ嫁が、こっちを見ていた。
こたつ布団だけでなく、毛布が上半身にかけられているのは、嫁の所行らしい。

「いまなんじ?」

「2時半」

少しふくれっ面の彼女が言う。
こたつの上のデジタル時計で確認すると、日付が1/1になっていた。

「もう新年じゃん……あー、ごめん、寝てた」

「知ってる」

一緒に年越ししようね、なんて言ってたんだけど。

「ごめん」

「いいよー、寝顔可愛かったし。結構好きだよ、たまーに眉間に皺寄るところとか」

そう言いながら、嫁は電気ポットからお湯をそそぎ、コーヒーを作ってくれた。
クリスマスプレゼントの銅マグの中で湯気を立てるインスタントコーヒーを一口すする。

「俺も、そうやって笑ってくれる顔、好きだな」

途端、尖った耳の先まで真っ赤に染める彼女を愛しく思う。
マグを置き、その赤くなった耳をそっとなでると、彼女は逃げるように身をよじった。

「そうやってくすぐったそうにする顔も」

言いながら後頭部に手を回し、お世辞にも厚くないカーペット越しに
床と頭をぶつけないように気を付けながらゆっくり押し倒す

「あとは……その、ほら、とろんとした顔とか」

「ばか……その、あの、ひめはじめ、するの?」

ドコデ知ッタノ、ソノ単語?

「バイト先の田中さんから」

「する」

って肩に羽織ったカーディガンをどかしてパジャマのボタンをゆっくりと外しながら、
耳とかうなじを舌で刺激してゆく。
そのたびに声が出ないように我慢するんだけど、やっぱり小さく声が漏れる彼女が愛おしくて

やめ、こえでちゃう

って呟かれてもう理性なんか残るはずもなく門松がぱおーん

事後に
「……っ、おとしだま、いっぱいもらっちゃった」
って乱れた髪もそのままに言うもんだからもう収まるはずもなく……

っていう妄想で新年が始まりました。

今年もよろしく。
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